today's tutti

フォーレのレクイエム演奏会

横浜みなとみらいホールで、フォーレのレクイエムの本番をしてきました。
学生の頃に、1回抜粋で弾いたくらい。
今回は1番ヴィオラで参加。
練習もあまり出られなかったけど、これは弾けそうで弾けない感じです。
いつか再履修したいかも。

家族が同日にチャイ4の本番があり、最後の週は家に帰るとチャイ4の1楽章
ばかり聴いていたので、チャイコフスキーモードで本番を迎えました・・・

お弁当をいただいたのですが、やっぱり例のシューマイが入っていました。
子供の頃にお土産で時々もらいましたが、久しぶりに食べてもおいしい。
今度自腹で買おうかな。

オケのメンバーも知り合いがかなり多かったですが、初めてご一緒する方
も多く、楽しい時を過ごせました。

山登り本番

すみだトリフォニーでアルペンの演奏会に参加。
お客様が多いと団で予想していましたが、1200人近くの方々がお見えに
なりました。やっぱり人気がある曲なのですね。
帰りはかなり雨が激しかったので、お帰りが大変だった様子。
雨予報にもかかわらず、わざわざ足を運んでくださり感謝です。

今回はあまりシビアさをヴィオラに求められなかったこともあり、のびのび
と弾いてみました。せっかく調性がある曲なので、楽器を鳴らすのを主目的
にしてみました。だから個人的にはちょっと精度がいまいち。

本番中に困ったのは、譜面がひんぱんにめくれてしまったのです。
私は表だったので弾くのに専念していたほうでしたが、裏のHさん、あまり
弾けなかったのでは・・・すみません。
最後は彼もあきらめた様子で、最後の見開き1ページはめくれたままになって
いました。いちばんおいしいところが譜面なし・・・（泣）
でも、ゆっくりしたメロディーなので、前の人にボーイングを合わせてなん
とか弾きました。今回、練習は全部参加したので、唯一の成果かも。

とても久しぶりに打ち上げに参加。駅前のベッラベーラというイタリアン。
立食を生かし、いろいろな方としゃべりました。
やっぱり打ち上げはいい！
ついでに2次会も参加。東方見聞録というところ。普通の居酒屋チェーン
かと思ったのですが、つきだしに枝豆が枝ごとゆでてあって、テーブルに
どーんと盛ってあるのが気に入りました。
枝豆は子供の頃から大好物です。兄弟が多かったので、子供の頃は好きな
だけ枝豆を食べるのが夢でした・・・
料理も悪くなかったです。期待していなかったので、その割にはよかったのかも。

これもまた珍しく、月曜日にお休みをいただき、骨休めをしました。
薬膳カレー（クレソン というお店）を食べ、リハビリしました。

ルスコの演奏会が終わると、夏が来たなと思います。
さて次はフォーレのレクイエムです。

1回だけの企画

OBオケの企画に参加してみました。指揮者とソリストありで弦楽合奏を合わせる
というもの。本番なし、練習は1日のみ、打ち上げあり。
指揮者とソリストは学生時代のトレーナーさん、メンバーは久しぶりに楽器を
持つ同期・先輩方。曲はバッハのヴァイオリンコンチェルト1番とチャイ弦の1楽章。
同窓会気分で参加してきました。

最初はどうなることかと思いましたが、やっぱりプロ2人に指導していただく
だけあって、急激に上手になっていくのは驚き。
学生の時のように、びしばししごいていただきました。
でも、指導されるところは、学生の頃と変わっていないような。（苦笑）
子育て中の先輩・同期にも久しぶりに会えて学生気分を味わってきました。
バロックは今はなかなか弾く機会がないので、これを機会に第2弾があるといいな。

ルミエール府中という会場で練習しましたが、改装したようで真新しかったです。
広さも音響もなかなかよかったです。

アイノラ本番

杉並公会堂にて。やはり、グランサロンよりはいいが、他パートが聴こえにくい。
もし聴こえても、今回の曲は、自分がしっかりしていないと弾けない曲ばかり。
年明けからだいたい出ていたのに、この自信のなさ。その反面、さすがに開き直り
もあります。

結果から言うと、本番は悪くはなかった様子。細かな事故はいろいろありましたが、
それらしく聴こえたような気がします。

本番のお客様は、だいたい800人入場していただきました。天気もよくなく、こんな
マニアックな曲なのに。演奏中も、誰も眠らず、真剣に聴いてくださいました。
感謝。やはり、日本初演の曲が人気が高かった様子。これにも手こずりましたが、
本番はそつなく演奏できた気がします。

でも、練習量からすると、シベ4は本番がとてもこわいと思いました。練習量
プラス自己完結できる強さが必要だと痛感しました。
気づいたのが遅かった気もしますが。

個人的には、シベ4は今年中にもう1度弾く機会があるので、再履修のつもりで
がんばります。

ルスコの本番

暮れのお忙しいなか、お越しくださった方々、ありがとうございました。
時期も時期だし、マニアックなプロなので、お客様は少ないだろうと
誰もが予想していたのですが・・・本番前に客席をのぞいてみると、意外
といらっしゃいます。後で聞いてみると、800人お越しくださったとか。
ありがたいことです。イギリス音楽愛好家の人口は多そうです。
このプロは、どう見ても「ヒマだから来た」という方はいなそうなので。

今回のプログラムは、男性的・都会的なものばかりでしたので、衣装は
パンツにしました。久しぶりかも。
個人的な出来は、細かなところがいまいちだったので、あまり満足はでき
ませんでしたが、いちばん後ろのプルトで合わせるのが難しいわりには健闘
したかなと。本番が終わったあと、肩の重荷がどっさり落ちた気がしました。
マーラーのように、神経症のような疲れではないのですが、ずっと緊張
しっぱなしの疲れがあります。
でも、どれもいい曲だったなと思いました。なじみがないだけで、わかり
やすくて現代的な感覚なんじゃないかと思いました。

余談ですが、本番もそろそろ最後になってきて、ヴィオラトップの弦が切れ
ました。裏プルトの人で楽器のリレーをやっていました。
あら〜と思ったのですが、私は表だったためそのまま弾きつづけました。
トップの弦が切れるのは珍しかったです。

グリューネの本番

船堀で本番。ここは1度ホールで弾いたことがあります。

今回は車で行きました。
搬入口に止めるよう指示あり。エレベーターがあって、楽屋直行です。
わかりやすいです。しかも、楽屋と舞台は階段も段差もなし。
ただ、袖が暗いのはちょっと。
でも、お昼休みに車のところに行ったら、搬入口がシャッターで閉められて
いました。これは安全！裏のコンビニには行けませんでしたが・・・
ここは、会場にティンパニがついているそうなので、レンタルしなくて
いいのもいいですね。
会場は、ステリハの時にはお風呂場っぽい響きでしたが、本番で反響板が
閉じて、お客様もそこそこ入ると、まずまずの響きになりました。
あまり期待していなかったからもあるのですが、悪くないと思います。

個人的にはステリハではまあまあうまくいき、本番はちょっとだったかな？
練習に回数多く出られなかったので、こういう感じになっちゃうのかも
しれません。
イタリアは、やっぱり最速になりました。
でも、心地よく流れたので、ノリノリでよかったのではないかと思いました。

ルスコの本番

あいにくの土砂降りでしたが、大勢のお客様がいらっしゃいました。
ありがとうございます。演奏にも熱が入りました。

ドヴォルザークは、個人的には練習の中でいちばんいい出来だったかも。
楽器がちょうどいい感じで、気持ちよく鳴ったので、より弾きやすかった
のもあります。

だが、役人は、ちょっとぼろが出るところがいくつかありました。
練習では（ごまかしは別にして）、弾くところはわりと雰囲気よく弾けた
つもりだったのに・・・！ドヴォでがんばりすぎて、ペース配分を間違えた
かな？と思ったのですが、（それもあるけど）そういえば、バルトークの曲
は何度も弾いているけど、練習を重ねればそれで本番はだいじょうぶ、という
曲でなかったような気がします。恐ろしい曲です。

でも、自分で、「ここは合わせたい！」と思っていたところ（ドヴォの3楽章の
Vivaceの手前の部分や、役人の練習番号77とか）が、ドヴォはティンパニと、
役人はヴィオラトップとぴったり合ったので、個人的には満足、かな。
あとどうやら、全体的にトップに合わせていたのが正解だったような気もします。

でも今さらながら、中欧プロは組み合わせとしてよかったかも。
肌で感じるところが、やっぱり似ているかなと。
でも、曲風は全然違いましたね。それもかえって全然違うので弾き分けしやす
かった気もします。
表現できたかは別にして、違う口当たりなのが弾いていて楽しかったです。

シンパティコの本番

そういえば、本番前って指の運動をしたほうがいいかも、と思い、
今回の演奏会はソワレなので、朝、家で指の運動ならぬさらいを
ちょっとしました。
会場でさらうのって、なんだか弾けないところばかりが露見して
あせるだけなのですが、家で弾いているのってあきらめがついて（？）
いいかも。
ただ、楽器が先週のGPから、変な音がします。普通の音に混じって
びしびしといった異音がするのが気になる・・・
会場に行くと、みなさんからいろんな意見をいただくが、楽器はよく
ならない。音が出ないわけではないので、割り切って弾く。
会場はよく響くけど、各パートの音がよく聴こえます。
ステリハ、本番とも自分自身の出来はまずまずでしたが、今までの練習
では流れがなんとなくぎこちなかったけど、スムーズに流れたような
気もします。おおざっぱに言うと、よい演奏会だったのではないかと。
会場も満席！やっぱり気持ちいいですね。
打ち上げも二次会も出て、みなさんと楽しくお話しをしました。

次の日に思ったのですが、この曲は気楽に引き受けたわりには負担が
大きかったです。思ったよりずっと難しかったです。
でも本番は楽しめたからいいかな。
でも、ずっと負担に思っていたらしく、本番が終わったらほっとしました。

ステリハ2回（クレルヴォ本番）

今回の演奏会は、いつもと違ったペース配分でした。
なんと、ステリハが2回ありました。オケだけのと、その後に
オケ＋合唱＋ソリストとの合わせでした。

前日から今までにないハプニングがありました。
なんと、団員で一緒のプルトで弾いていた人が、突然体調不良
になり、本番に出られないことに！
前日の夕方にメールを受け取り、webメールを会社でたまたま
読んでがくぜんとしました。
こういう経験ははじめて。
代わりに後ろにいたプロのトラさんが来てくださるとのことで、
腕は問題ないですが、本番までに慣れるかな？という不安が
よぎりました。その方と一緒のプルトで弾いたことがなかった
んですよね。
でも、かなり動揺したのですが、前日に聞いたのがよかったで
す。当日までにもちなおしたので。当日聞いていたら、動揺し
たままだったでしょう。。。

会場はすみだトリフォニー。ホームグラウンドと言ってもいい
くらいよく弾いている会場ですが、ステリハ中、どーも音の響き
が違うのです。オケの違いか・・・
でも、休憩中にこれまたトリフォニーでよく弾くチェロ弾きに
話しても同じことを言ってました。う〜んどうしたんだろう。

ステリハ1が終わり、いただいたお弁当を急いで食べてステリハ2
に突入。なかなかいい仕上がりのような気がします。
その後にもう1度休憩が入り、講演会が前にあるので、時間が余り
まくり〜。会場入り口にあるクレルヴォのパネルを見に行ったり、
コーヒーを買いに外に出て、そのついでに並んでいる人の列を見に
行ったりしました。その列の中にヴィオラの予備楽器を持ってきて
くれた人を発見。わざわざ並ぶんだ・・・

講演の間（かなり長い）、楽屋でモニターを見ながらぐてっとして
ました。セーターを編んでいる人もいるくらい。
このペース配分の違いが、だいじょうぶかなー。
でもしかたがないよね。
と思いつつ、眠気ざましに舞台袖をうろうろしたりしてました。
マジックミラーでのぞくと、おきゃくさんが多いみたい。。。
ちょっと小雨の降る日だったので、他に出かけず集客率がよかった
のかも。今回は新聞で告知して抽選までになったそうだから、熱心
な人が多いのかな？

舞台に出ると・・・客席は上から下までびっしり。壮観ですね〜
それに、演奏中もお客さんが全然寝てないんです。
たいてい爆睡をしている人をちらほらみかけるものですが。
長い曲（80分近く）なのに、みんなすごいな！と感心しました。
お客さんの熱気に応えるかのように熱演だったと思います。
ある程度こなれてくると表現しやすく、聴く方としてもわかりや
すいほうなのかもと思いました。

個人的な出来としてはいまいちだったかな？
しかたがないけど、まあそういう時もあるかな・・・とやや微妙
な感じでした。ヴィオラ的にはおいしい曲だと思うのですが、
やっぱりなんとなく弾きにくいところも多かったかも。
次回にチャレンジ・・・は、この曲に関してはないかな？
演奏される機会が少ないので。貴重な体験でした。

初めてだけど懐かしい

練馬文化での本番でした。
ここで弾くのは初めてです。
オケメンバーのおじさまたちは、ここで昔弾いたな〜と昔話をして
ました。
弾いてみると、懐かしさがこみあげてきました。
残響のない、デッドな感じ。気持ち良さにひたる暇もなく音が消えて
いくのを、学生の頃は当然だと思ってました。
他パートや自分の音がくっきり聴こえ過ぎること。楽器を弾き始め
の頃は、自分の音だ聴こえ過ぎるのが、不安で仕方がなかったな、
と思い出す。今となっては、クリアなほうが弾きやすいかも。（笑）
暑い照明。休憩中に楽器を置いておいたら、うずまきが熱くなって
ました。だいじょうぶかな？

ステリハ中に猛烈におなかが痛くなってしまい、冷や汗をかきました。
これもなかなか経験できないこと。本番はすっきりしてほっとしました。
本番も、ラフマニノフのある箇所が、どーしても合わなくて本番を迎えて
しまい、案の定本番もかなり崩れてしまいました。
そこの箇所の近くになるとどきどきしました。
こういう経験も、すごく久しぶりな気がします。
懐かしさいっぱいの演奏会でした。