暮れのお忙しいなか、お越しくださった方々、ありがとうございました。
時期も時期だし、マニアックなプロなので、お客様は少ないだろうと
誰もが予想していたのですが・・・本番前に客席をのぞいてみると、意外
といらっしゃいます。後で聞いてみると、800人お越しくださったとか。
ありがたいことです。イギリス音楽愛好家の人口は多そうです。
このプロは、どう見ても「ヒマだから来た」という方はいなそうなので。
今回のプログラムは、男性的・都会的なものばかりでしたので、衣装は
パンツにしました。久しぶりかも。
個人的な出来は、細かなところがいまいちだったので、あまり満足はでき
ませんでしたが、いちばん後ろのプルトで合わせるのが難しいわりには健闘
したかなと。本番が終わったあと、肩の重荷がどっさり落ちた気がしました。
マーラーのように、神経症のような疲れではないのですが、ずっと緊張
しっぱなしの疲れがあります。
でも、どれもいい曲だったなと思いました。なじみがないだけで、わかり
やすくて現代的な感覚なんじゃないかと思いました。
余談ですが、本番もそろそろ最後になってきて、ヴィオラトップの弦が切れ
ました。裏プルトの人で楽器のリレーをやっていました。
あら〜と思ったのですが、私は表だったためそのまま弾きつづけました。
トップの弦が切れるのは珍しかったです。
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