弾いたのは今回で確か5度目だったような。
1回目は学生の時、2回目は卒業してからOGとして、3回目はOGの弦楽合奏団で、
4回目は20世紀の弦楽合奏曲ばかり演奏する団体でした。
トラで他にも弾いたこともあったかもしれません。
4回目に弾いてから今回の間に、エルガーの交響曲1番を2回弾く機会があったの
ですが、あれとこの曲は結構似ていますね。イギリスっぽいテイストが。
前に弦セレを弾いた時には、表現方法がぼんやりとしかわからなかったので
すが、交響曲はこれが拡大した感じのようですね。大げさになるのですが、
この作曲家の語り口の表現方法が、派手に弾くことによって、逆に小振りな
表現につながったような気がするのです。
でも、この曲を柔らかく弾くのは難しいですね。線も細いですけど、ぼんやり
としているのではないようなので。
譜面づらも難しいわけではないのですが、いろいろな表現が多く、芸が細かい
ですね。
有名な曲なので、また弾く機会もあるでしょう。また次回も楽しみです。