松ヤニならぬ、樫(かし)ヤニを最近使っています。
ずっと前に買っていたのですが、クロネコがまだあったので、それを
使っていたのですが、そろそろなくなったので使ってみました。
クロネコの場合は、演奏する時しっとり吸い付く感じですが、
樫ヤニは、さらっとしているので、弓を速く動かすのに弾きやすいかも。
それに弾くと、つけたてはウッディーな香りがします。
森林浴っぽいというか、アロマというか。ちょっと癒されます。
« 2006年8 月 | メイン | 2006年10 月 »
そういえば、次回のシベリウスオケのお知らせをのせていません
でした。次回も、ほぼシベリウスです。
グリーグの交響曲も、なかなか端正でメンデルスゾーンのようです。
ポポヨラの娘も、なかなかシベリウス・北欧の世界っぽさを味わえる
ステキな曲です。実は1度弾いたことがあるのですが、また弾きたい
と思っていました。こんなに早く実現するとは思いませんでした。
メインの3番は、たまーに普通の(どんな曲でもやる)オケでも演奏
されますが、結構譜面は読むのが難しいです。リズムが3拍子系
(だったかな?うろおぼえ)で、拍の途中から入ることが多い?の
で、慣れるまでに時間がかかるのです。
なんでこんなに中途半端に知っているかというと、アイノラの設立前
から譜読み大会を何度もしているのですが、この曲はその当時から
挙がっている曲なのです。
ですので、本番は迎えていないものの、以前は結構合わせていたのです。
ここのオケは指導陣や団員もまじめな人が多く、練習の回数も多いの
で、(自主練習、分奏を含めて30回近く!)本番は安定した演奏が
できます。内心ちょっと飽きちゃったりするのですが(苦笑)、
そこまで練習を重ねる機会はなかなかないし、練習を多く、まじめに
する重要さもわかってきた(つもり)なので、こういう団体に所属
できるのはとてもよかったと思っています。
編成が大きくない曲が多くて、(個々人が安定した演奏が出来るように
する)繊細な表現が多いので、どうしても時間をかけざるをえないようです。
そういうのもたまにはよいです。
おかげさまで、今回は練習スタート時で弦は団員でほぼ満員御礼!
ヴァイオリンを数人募集する程度のようです。
弾くという、貴重な体験が出来ました。
やっぱりいい曲ですね。また4回目も演奏したくなったので、
今回参加したトラ仲間に某所で演奏しようよ〜と声かけしました。
同意してくれたので、4回目も夢じゃないかも・・・(笑)
それと合奏で思ったのですが、シベリウスって譜面づらが
難しくないのですが、音色でけっこう微妙なニュアンスを
求められることが多く、(偏執狂的な譜面です、実は)
一朝一夕でマスターできないことが多いのは今回の練習で
オケの練習を見て痛感しました。
2番は普通の曲なので、普通に弾けるのはご存じの方は多い
と思うのですが、これは特に3、5、6番に関して言えること
です。
音色もさまざまで弾き方もさまざま。
曲の雰囲気からリズムはあまり重視されていないように思わ
れる向きが多いようなので、たまったり流れたりしがちなの
ですが、実はリズムはかなりきっちりしています。いつも
きちんと数えられないと、各パートの入りが混乱をきわめます。
ずーっと弾けない状態が長く続いて、ある日突然弾けるよう
になる、というのも、シベリウスの合奏によくある現象です。
不思議。(今回の演奏会は、どうやらこの時点を迎えた瞬間に
うまく当たったようです)
でも、弾けたとしても、いつでもそれを弾けるようになる
(個人的に定着、と呼んでます)には、そこからまた長い
時間がかかることがわかりました。弾けているのに、また何度も
同じ練習をしないといけないのは苦痛に近いのですが、
この定着がないと、演奏に不安が残るので、けっこうナーバス
になります。楽しく弾けるようになるのは、このところも経過
しないといけないのを、今回の演奏会で再確認しました。
シベリウスは、シベリウスオケやOBオケでしか弾いてなかった
ので比較できてなかったのですが、今回のってどこも同じこと
がわかりました。
本当に、感覚で弾けない曲だということを実感しました。
北国で長い冬を耐え、春を待ち望むのってこういう感じなのか
な、と今回も思いました。
のでした。本番の後に焼き肉に行く予定でしたから。
本番と焼き肉でにおいがついてもいい服って、コーディネートに
迷うわ〜
さて、本番当日は、練習に行く時間はバケツをひっくり返した
ようなすごい雨で、集客を心配しましたが、すぐあがったようです。
客席もまあまあの入り。やっぱりある程度はいないと気分がちがう
ものです。
演奏も、ステリハまで集中力がいまいちでしたが、本番はけっこう
みんな集中できた感じでした。やっぱりね。
平坦だった演奏も、メリハリがついて、シベ6もまあいい感じに
しあがってました。本番はけっこう楽しめて満足して帰る。
お昼は結構いいお弁当をいただきました。しっかり食べて、食後に
トラ代がわりのクッキーを食べる。ごちそうさま♪
本番の後、焼き肉に行く約束をしていたのですが、演奏会後に
焼き肉っていいですね。お肉をしっかり食べると、体力がすぐ
戻る気がします。焼き肉は初めてでした。
演奏が、ではありません・・・(失礼)
今回はお手伝いで参加だったのですが、誘ってくれた方から、
トラ代代わりとして手作りクッキーをいただきました。
この方のクッキーはプロ並み、もしくはプロ以上かも。
ラッキー。その場でいただくが、案の定リッチでうますぎ。
練習は・・・弾けてるようなんだけど、オケ全体で、なんだか
集中力が足りないのでは?といった感じ。
でも、何年もオケで弾いている人々のようだから、本番はきち
んと弾けるんじゃないかな〜と予想する。
練習場所が遠かったので、さっさと帰って、本番の会場も遠い
ので朝早く起きないといけない。眠かったのもあって、ロココを
聴きながら9時過ぎに寝てしまう。
涼しくなったのでさらう。
合奏で気になっていた箇所があったカルメンとアンコールをさらう。
音を取ってみてボーイングを確認すると、意外と難しくない。
思い込みってあるな〜と思う。きちんと確認するのって大切。
本番に弾けるかどうかは、わかりませんけどね!
努力プラス時の運。
また、お手伝いのオケの練習に行く。今度ははじめての合奏。
でも来週がGP、本番。ここまでやっつけ仕事はしたことがない
ので、ちょっとスリリング。
合奏は9:30からだが9:00過ぎには護国寺の駅を降りる。
徒歩3分弱。とっても近い!
だがちょっと狭くて、弦の他パートの音が聴こえない。
これは練習場のせいかわからない。音を吸収する会場であること
は間違いない。
指揮者は芸大の学生らしい。振り方や指導は、上手な人ばかり
教えているのか、あくまで自分の理想を貫くのか。
アマオケの泥臭いところは素通りでした。
シベ6は、アップテンポでクールな音色に徹底する様子。
いままでとは違う演奏だけど、切り口が違うだけで、今まで演奏
していた時に求められているものは同じみたい。
色が違うので、そう弾いてみるのも口当たりが違っておもしろい、
と思う。この曲を弾いて3回目だと、そういう楽しみがある。
オケメンバーは、そう急に対応できない顔色をしていた。
それはそうだ、この曲は譜面づらは簡単そうに見えるけど、
アンサンブルやバランスが繊細なのです。
あたふたした様子だったけど、だんだん音色やアンサンブルが寄って
きた。ここのオケは反応はすぐにはこないけど、変わってくるみたい。
それとも指揮者の技量か。
次にカルメンを演奏した時に、がらっと音色が血がしたたる感じに
なっておやっと思う。この指揮者はこういう曲が好きなのかな?
特に各パートの奏法について細かく指示を出していないのに音が変わる
のは意外とないかも。
お昼で場所を移動。今度は砂町。駅から遠い・・・ので数人でタクる。
今度の会場は、そこそこ響くけど、お風呂場状態ではないので、まず
まずといったところ。カルメンをちょっとやって、ロココのソリスト
合わせ。
これまた、かわいー女子大生(ただし音大生)がソリストでやって
きた。チェロの音がとてものびやか。合わせやすい。
世間の手あかに汚れていないというか。(笑)でも、幼いというわけ
ではなくて、堂々とした演奏でした。
というように、いろいろ楽しめたのですが、会場がクーラーが冷え過ぎ
ていて、外がかなり蒸し暑かったので、家に帰って食欲がなく、
ばったり眠ってしまいました。
そういえば、午前・午後通しの合奏もほんとうに久しぶりでした。
弦分に行ってきました。場所は湯島アカデミーというところ。
小学校の一角でした。前は生涯学習館とか言っていたところが、
名称変更したらしい。なんでかな。
文京区の練習場はシビックしか行ったことがない(はず)なので、
ここはお初。車に乗る時のような地図を持っていって、住宅街を
ぐるぐる歩く。ぎりぎりですべりこむ。あぶなかった。
早めに出たのですが、予想外に時間がかかってしまった。
さて、ロココの合奏。
弦分だったせいもあるけど、この曲は音も薄いし、いろいろバレ
そうなので緊張感が漂う。アンサンブルができればどうということ
もなさそうだけど。でもずっと集中力が必要かも。
美しくないといけないし。(笑)
やっぱりカルメンもやった!(笑)
さりげなく全曲やった。やっぱりなあ。
曲は聴いていたので、知っているのは強い。個人的な音取りの時間
になってよかった。(苦笑)
これは楽しい曲ですね。かなり思いきりよく弾く曲なのですね。
普段某オケで景気良く弾いているのがとても役に立ちました。
この曲って、普段、普通のクラシックの曲を上品に弾いているので
は、この勢いのよさを急に出すのは難しいんじゃないかと思った。
あと、アンコール2曲を手渡しされました。話しでは聞いていたんで
すけどね。1曲は10回近く弾いた曲だし、(やや有名な曲ですが、
これは個人的な演奏歴が偏っているのが大きい。トップ氏は弾いたこ
とがないそうだ)もう1曲は2〜3回くらい弾いたことがあるのですが、
いつもテキトーに弾いていて、きちんと弾けないところがあったりする
曲。これも合わせる。この曲は問題部分はう〜む、弾けないな、と
思ったりする。
シベリウスも冒頭のところだけ合わせる。この曲は冒頭が危険地帯。
セカンドヴァイオリンがいつも苦労している。
いろいろ工夫していて、シベリウスっぽい音色になってきたような。
ということで、ほとんど個人練習をしに行ったようなものでした。
オケが、割と弾けるのですが、合奏に慣れてない感じの人が多く、
アンサンブルが必要なところはびくびくしている感じの演奏だった
ので、雰囲気としては学生オケに近い感じだったのでした。
でも、私のほうが弾けてないのに、なんて前向きなんだろう!
失敗しても、なーんにも動揺しないのっていったい・・・
合奏って、技術じゃなくて慣れですね〜