この日は、朝から豊洲だった。強風だった。
家から2時間はかかると思って早めに起きたのだが、接続がよかった
らしく、1時間ちょっとで到着。でも、いっぱい人が来ていてさらってた。
最初は弦分。ヴァイオリンのトレーナーさんと指揮者のおふたりの豪華版。
いろいろ具体的な弾き方を教わる。エルガーの冒頭のところは楽器を
鳴らすのが必須なので、ここの場面に合った鳴らし方を教わる。
自分自身ではあまり違いがわかりにくかったが、向かいのヴァイオリンの
音が、きら、としてきたので、ほほーと思う。私も出ていたのかな?
みんなで本番もそういう音が出るといいけど。
1楽章を中心に練習したのだが、途中でチェロがつかまっていた。
divで、表の人がものすごいハイポジで弾いてびっくり。
指に松やにがつくくらい。
チェロの人は、そこの部分を弾いたあと、松やにがついた左手を拭いて
いた。そのくらいすごい。セカンドヴァイオリンもつかまっていた。
というように、混沌としたエルガーの1楽章だけど、弦分だとそれぞれの
パートが何をやっているかがお互いわかって、聞き合えたのでよかった。
次は合奏。豊洲から古石場まで移動。豊洲でごはんを食べて、タクシー
で移動。なんとワンメーターだった。近そうだったけど、ここまで近いとは。
合奏では、トレーナーさんが2人、音大の方が2人、OBで、本番が聴きに
行かれないから、と見学する人がたくさん。
ブリテンとアンコールとエルガーを練習。
つまんでから通す。通すのは弾きっぱなしでばてる。エルガーは合奏だと
やはり混沌としている。でもまだましなほうだと思うけど。
その中で、いろいろな部分によって音の出し方が違って雰囲気を作るの
を中心に練習した。弦分からの引き続きといった感じ。
うん、こういう練習は楽しい。いろいろな色や濃淡をつけるのは。
水彩絵の具で、お絵書きをしている気分だった。
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