というところで、古楽の演奏会に行ってきました。
なんでも、ここでブル8の演奏会もしたことがあるらしい。(さすがにプロ)
教会の響きはいいよね。前にライプティヒの聖トーマス教会で演奏をした
ことがあり、気持ち良さは実感していたのですが、聴くのは初めてなので
行ってみました。普通、逆だと思うけど。
教会の目の前にルルドの滝があり、マリア像がライトアップされていました。
高校がカトリックで、まったく同じものが学校にあったので、すごくなつか
し〜!と思ったのですが、開演ぎりぎりだったので写真も撮らず会場へ。
そういうミーハーな雰囲気でもなかったのですが。
教会って大きくても木のとびらがあるのでは?と思ったのですが、そこは
入り口を過ぎるとすぐ教会内部でした。
大聖堂と言うだけあって、やっぱり大きい〜。横幅がトリフォニーくらいあった
かも。さすがに奥行きはトリフォニーの半分くらいか。もちろん2階席もないし。
まさか祭壇で演奏はしないだろうし、どこでするんだろう?と思ったら、祭壇の
前にひな壇を作ってました。
演奏会会場ではないので、客席は平らで、当然のことながら教会の木の固い
椅子でした。
それが・・・すごい人の入りで、パイプ椅子をたくさん出していました。そこに
座りました。木の椅子でなくてよかった。あれってお尻が痛くなったり、下に
ひざまづく時にひざを乗せる台があって、そこでストッキングをひっかけてしま
うので、信者でないとちょっとつらい・・・。
しかも、暖房なし。受難でした。。。ドイツでも暖房なしでしたが、ここは日本だし
さすがにあるだろうと思っていたのですが、読みが甘かった。
少し暖かめの服装をしていたので、とりあえずしのぎましたが。
音の響きは、適度に教会な感じでした。大聖堂だけあって普通の教会よりずっと
残響は多いのですが、お風呂場状態ではないし。これは普通のクラシックホール
で演奏している人でも演奏できる範囲なのではと思った。
ドイツの教会で演奏している時は、自分たちの音や合唱が、天井から降ってくる
感覚があったのですが、それはあまりなかったです。
ここの教会は天井がとがっていて、会場内も屋根に沿った形をしていたので、
その影響もあるんだろうか?
あと、ドイツでの演奏は、ミサ曲ロ短調だったので、オケの規模も大きかったしな。
ブルックナーをこういうところで演奏できたら、会場に助けてもらってとてもいい
雰囲気になるんだろうなあ。うちのオケには特に必要な気がしました。(苦笑)
(続く)
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