続きです。
会場はお客さんが満員で、(合唱か、古楽ファンと思われる。こんなにいたんだ)
後ろの方で聴いていたのですが、オケの配置について。
向かって左に打楽器で、ティンパニのごくごく小さいものがありました。当然皮は
合成のではなく、本物の皮。
正面に弦楽器類。左にハープとオルガン、その左に管楽器類でした。
指揮者は正面にはいなく、いちばん左の奏者がノリまくって演奏していたので、
おそらく彼が指揮者の役割をしているのでしょう。
ここの演奏会のチラシをくださった方は、今回出演しないようでしたが、急きょ
参加になったようでパンフに名前がのっていました。
その方は前回ヴィオラ・ダ・ガンバでしたが、今回はレベックとフィーデルという
楽器を演奏していた様子。休憩中にチューニングをしていて、お客さんが見学で
群がっていたので見に行く。
フィーデルはヴィオラくらいの大きさで、よく古楽器でバロックの楽器のイメージ
そのままのものでした。
レベックはヴァイオリンくらいの大きさでしたが、本体が指板より少し幅広なくらい
の大きさしかないもので、弦が3本でした。
中世の絵で、大人の天使が持っている、あの楽器に近いようです。
その左にヴィオラ・ダ・ガンバのような楽器。パンフにはガンバが書いてなかった
ので、また別の楽器でしょう。
その左が、中世ハープで、アルパよりちょっと小さいかな?といった感じ。その左
横にとっても小さなオルガンが!オルガネットというらしく、ハープと持ち替えのよう
でした。
管楽器はハープの左後ろにいて、右端はトランペット。パンフによると、スライド
トランペットというらしい。トロンボーンみたいというより、中世のお城で、王様の
おな〜り〜という時に演奏している、長いラッパのように見えました。
あとはオーボエのような楽器、いちばん左端がリコーダー。リコーダーはソロ楽器
っぽい位置づけのようでした。指揮者らしい人が演奏していて、最後にコルネット
に持ち替えてました。おお!そうくるか。
合唱団はその後ろに並び、全員で20人くらいでした。
古楽の演奏らしくヴィブラートなしで歌ってました。ピッチは、楽器が最初に出す
のは古楽らしくちょっと低かったですが、歌はそれほど低くもなかったな。
(続く)
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