today's tutti

舞台の上でゆらゆら揺れる本番

とはいっても、さすがに本番の時に地震にあったわけでは
ありません。
ステリハ中に、めまいがする・・・と思ったら、釣りマイクや
上のライトがゆらゆら揺れていました。
前にもステリハ中に地震に遭ったことがあった気もするのです
が、今回のは大きかったです。

個人的には、ステリハのほうが出来がよかった気がします。
本番は管楽器が予想以上にわんわん鳴ってしまって、自分の音
が聴こえにくかった・・・気がします。
ちょっと言い訳ですかね？
でもやっぱり、どれもまとめにくい曲だった気はします。
聴いた印象より、その印象通りに弾くのは思ったより難しかった。
これはなんでしょうね〜？あまりやりすぎだと安っぽいし。
なんで満足感が少なかったのか、ちょこちょこと考えてみましたが、
あまりよくわかりませんでした。
またわかる時がくるかもしれません。（笑）
ということで、いまひとつ個人的に盛り上がりに欠けた演奏会だった
のでした。まあ、そういう時もあるということでしょうね。

モーツァルトの本番

いよいよ本番。すきっと目が覚める。よしよし。
私は東京の多摩地区に住んでいて、横浜に行くのにはいくつかの
ルートがあります。前はJR横浜線もしくは南武線で行っていたの
ですが、今回は渋谷経由ですべて私鉄で行ってみる。
移動距離が長いので避けていたのですが、電車が速い！駅がきれい！
乗り換えでホームが寒くない！料金も安い！ということで、本番前に
快適な小旅行になる。

ということでオケの話しですが、（笑）
みんな既に黒衣装、でもややカジュアルなのに着替えていたので、
さくっと着替える。昨日は通しだったので、つまんで練習する。
だんだん合ってはきているみたい。

本番になる。まずまずの出来ですか。集中力もそこそこ。
1部が終わったところで、某オケのヴィオラトップ氏が聴きに来て
いる？という情報が入る。やばい！ボーイングが適当なんですけど。
ということで、2部の冒頭からちょっと譜面が細かいのですが、
ものすごい集中力で弾く。（でもそれデマだったらしい）

細かいミスもあったけど、結構幸せな気分になって演奏を終わる。
これってやっぱり曲がいいからなんじゃないかな？と思う。
ちょうど曲のよさを実感したころに終わるので名残惜しい感じ。
でもこのくらいで終わるのが楽しむのにはちょうどよかったのかも。

集中力はまだまだ残ってました。これって私は楽器歴と小編成
で弾く歴がほぼ同じくらいなので、慣れていたのは大きいかも
と思った。こういうので弾くのって合奏で弾けていても、本番で
音がむき出しになって入るタイミングってためらってしまうもの
ですが、それほど弾けてないので自信があるわけでもないのにも
かかわらず、ばん！と迷いなく入れるのは、やっぱり慣れかな、
と思いました。
そういうのが爽快なのもあったので、また小編成でやってみた
いと思いました。
それから歌と合わせるのも心地いいものですね。オペラも機会が
あればまたやってみたいです。

＊

これにはオチがありました。
家に帰る途中、家族から連絡があって、なんとノロウィルスに感染
したとのこと。あ、あぶない・・・感染があと数日前だったら、私
もうつっていたかもしれなかったです。

ブリテンとマーラーの本番

今回はすっごくたくさんのお客さんが来てくださいました！
すみだトリフォニーがかなり満席に近かったです。
初めて見たかも。（苦笑）
知り合いの人もたくさんお会い＆お見かけしました。
お忙しいところありがとうございました。
うれしかったです。

さて、今回は演奏会の衣装を新しいのにしました。
スカートは大学生の時に初めて作ったものにし、（やせたので。
でも入るか心配でした）上は短い袖のブラウスと、スパンコール
がたくさん入ったキャミを重ね着しました。
袖がひらひらとして模様も入っているので、お客さまにアピール
できたかも。見られてないかもしれないけど、、、

本番は、個人的にはまずまずの出来。ちょっと粗かったけど。
今回は、折り返しありで、折り返す前のいちばん後ろのプルト
でした。ステリハの時はまわりの音がまったくといっていいほど
聴こえず焦りました。耳は頼りにならないので目で確認して指揮と
合わせました。

本番はステリハほど聴こえないこともなかったけど、目でずっと
確認して弾いてました。曲も複雑なものだし、そうやっていたので、
集中力の限界だったかも。本番後はぼうっとしてしまいました。
私には荷の重いポジションだったかもしれないです。
何事も経験ですけどね。
それにマーラーは、私にとって重い曲だったかもです。いい曲だ
と思うのですが、陰気なので本番後は気がめいってしまいました。

ブリテンは、途中かなり崩壊寸前でしたけど、どーせこの曲は知らない
人は少ないし（笑）、いいほうに勢いがあると取ってもらえたのでは？

なかなか思い出に残る演奏会でした。
ということで、今は次のモーツァルトを聴いて気分転換をしてます。
こういう明るい曲のほうが、性に合っているような気がします〜〜

シベ6を3回

弾くという、貴重な体験が出来ました。
やっぱりいい曲ですね。また4回目も演奏したくなったので、
今回参加したトラ仲間に某所で演奏しようよ〜と声かけしました。
同意してくれたので、4回目も夢じゃないかも・・・（笑）

それと合奏で思ったのですが、シベリウスって譜面づらが
難しくないのですが、音色でけっこう微妙なニュアンスを
求められることが多く、（偏執狂的な譜面です、実は）
一朝一夕でマスターできないことが多いのは今回の練習で
オケの練習を見て痛感しました。
2番は普通の曲なので、普通に弾けるのはご存じの方は多い
と思うのですが、これは特に3、5、6番に関して言えること
です。

音色もさまざまで弾き方もさまざま。
曲の雰囲気からリズムはあまり重視されていないように思わ
れる向きが多いようなので、たまったり流れたりしがちなの
ですが、実はリズムはかなりきっちりしています。いつも
きちんと数えられないと、各パートの入りが混乱をきわめます。

ずーっと弾けない状態が長く続いて、ある日突然弾けるよう
になる、というのも、シベリウスの合奏によくある現象です。
不思議。（今回の演奏会は、どうやらこの時点を迎えた瞬間に
うまく当たったようです）

でも、弾けたとしても、いつでもそれを弾けるようになる
（個人的に定着、と呼んでます）には、そこからまた長い
時間がかかることがわかりました。弾けているのに、また何度も
同じ練習をしないといけないのは苦痛に近いのですが、
この定着がないと、演奏に不安が残るので、けっこうナーバス
になります。楽しく弾けるようになるのは、このところも経過
しないといけないのを、今回の演奏会で再確認しました。

シベリウスは、シベリウスオケやOBオケでしか弾いてなかった
ので比較できてなかったのですが、今回のってどこも同じこと
がわかりました。
本当に、感覚で弾けない曲だということを実感しました。
北国で長い冬を耐え、春を待ち望むのってこういう感じなのか
な、と今回も思いました。

当日本番の服装について悩んだ

のでした。本番の後に焼き肉に行く予定でしたから。
本番と焼き肉でにおいがついてもいい服って、コーディネートに
迷うわ〜

さて、本番当日は、練習に行く時間はバケツをひっくり返した
ようなすごい雨で、集客を心配しましたが、すぐあがったようです。
客席もまあまあの入り。やっぱりある程度はいないと気分がちがう
ものです。

演奏も、ステリハまで集中力がいまいちでしたが、本番はけっこう
みんな集中できた感じでした。やっぱりね。
平坦だった演奏も、メリハリがついて、シベ6もまあいい感じに
しあがってました。本番はけっこう楽しめて満足して帰る。

お昼は結構いいお弁当をいただきました。しっかり食べて、食後に
トラ代がわりのクッキーを食べる。ごちそうさま♪

本番の後、焼き肉に行く約束をしていたのですが、演奏会後に
焼き肉っていいですね。お肉をしっかり食べると、体力がすぐ
戻る気がします。焼き肉は初めてでした。

ステリハ＆本番

ということで、ニールセンとラフマニノフの本番をしてきました。
今回は呼んだ方、他の人が呼んだ知り合いにたくさん会いました。
みなさんありがとう！

ステリハはまずまずの集中力でできた気がします。
本番は、さらったところは弾けたのが今回の収穫です。
けっこうぎりぎりまでさらったので、身についているか心配だった
のですが、必死だったのかもしれないな〜

2楽章中間部の、各パートのソロのところで、自分の出番の直前に
一瞬、ひつじ肉のことが頭をよぎり（ちなみに羊好き）、出番で
音を低く取ってしまった！なにやってんだ・・・おバカすぎ。
4楽章もあまりさらえなかったせいか、結果はいまいち。

でも、この曲は弾けなくても幸せな気分になりますね。
ロシアの哀愁とロマンチシズムが、実は好きだったのかもしれま
せん。体力のいる曲ですが、また機会があったら弾いてみたい気も
します。

本番・・・

「火の鳥」「寄港地」などの本番が終わった。
すみだトリフォニーの残響に助けられて、なんとかなったのかな？
という感じ。

風邪が悪化して、思うように集中できなかったです。残念。
鼻水がたらたら〜と出てしまうので、DVDにこの姿が残ったら一生
の不覚、と思うと集中できなくって。（苦笑）

楽器は、梅雨にもかかわらずばりばりに鳴るし、ステリハ前は、いい
感じに集中できて、舞台袖で1人の世界の気分でさらっていたのにね。
まあ、そういうことがあるので、次回は体調管理に気をつけようって
感じです。

次の演奏会の曲は大物だし、初回の合奏でいきなり本振りが登場なので
オケ活動をオフの状態でさらおうかと思ってます。

音楽教室に行ってきました

朝9時に神田の学校に集合。ねむー！
着替えてさっそくさらう。合奏が始まるが体が思うように動かない。
う〜ん。そういう時はあるよね。本番までに動くといいのだが。
今回は本番が2回あるし。

今回は女性は上が白の服が指定だったのですが、本番が体育館だった
のと、天気がよくなくて寒いだろうと思って、ゆったりした黒の上着
があるフレアのロングスカートのセットを着る。正解でした。
風邪をひきたくないしね。

すぐ本番がはじまる様子。本気でさらっていると1回目の本番がはじまった。
いきなり挨拶もなしに「威風堂々」を演奏する。つかみはオッケーか・・・と
思って客席を見ると、なんだかだるそーで疲れた感じの男子生徒が。
あれ？ここ共学じゃなかったっけ？
どうやら、今年から共学で、今回は2年生の鑑賞会だったらしい。
最近の学生は土曜も休みらしいし、朝からクラシックなんてだるいだろうな、
なんて思いながら弾く。元気のいい曲はちょっと反応がいいので、「春の祭典」
でもぶちかますとよかったのに。学校の音楽教室じゃ、普通のクラシックを
やるのが限度かな？自分の出来はまずまず。

お昼はお弁当が出た。まい泉のトンカツサンドと紅茶。
やった。これ食べてみたかったんだよね。
お肉なのに筋も脂もない、不思議な食感。でもおいしかったです。
ごちそうさまでした。
食欲のある男性たちは、学食で食べてたみたいでした。
学食でも食べてみたかったんですけどね。

アメリカンスタイルでの入場だったので、お昼を食べてすぐ会場に向かって
これまた本気でさらう。
2回目は共学の1年生。なんだかぴちぴちして爽やか。この違いはなに？
1回目もそうだったけど、「1812」を演奏する前に、世界史の先生が登場
して背景を説明していた。そーいえばそんな話しだったっけ。
高校の時は日本史を選択していたのでうろおぼえでした。
２回目の自分の出来もまあまあでした。体がほぐれてきて、だいぶ動くよう
になってきた。だんだん弾けてくるのがうれしい。

打ち上げがあったのだが帰る。謝礼はのちほどだそう。
「よろしく」と念を押して帰る。打ち上げ代に消えないといいけど。
ここの団体はまじめな人ばかりなので、だいじょうぶでしょう。
念押ししたし。（苦笑）

5月15日追記
謝礼ですが、次の日に関係者の方から無事いただきました。
だいじょうぶだろうと思っていたけれど、やっぱりほっとしたりして。