今回も小川で合奏。小川は今年最後。
全曲を練習しました。特にウォルトンの4楽章は、ゆっくりから合わせて
みる。細かな音が多いので、今はこの練習が有効なのかも。
1つ1つの音をクリアに弾くことが、思っていたより大切なようです。
気になったことは、なんとなく演奏に覇気がないように感じたこと。
昔、春の祭典を弾いていた時のようなお祭り気分が、だいぶこのオケには
なくなってきている気がします。
もちろん、春の祭典とウォルトンの交響曲は、雰囲気が全然違うため、
感覚が違って当然なのですが、わくわく感がもうちょっとほしいような。
団員の年齢や慣れもあるとは思いますが、この曲は、そういう表現が難しい
のかも。そういう点では、春の祭典のほうが表現しやすい気もします。
(とはいっても、最近春の祭典を弾いてないし、CDを聴いて比べたわけで
はないので、過去の記憶を頼りなのですが)
そのことから考えると、指揮者が練習中にあおっていたのも、なんとなく
理解できた気がします。おそらく、安っぽい熱狂ではなく、いま上に挙げた
ことは、ある程度は物理的に勢いをつけることで表現するのでしょう。
そこから先の表現まで到達できるかどうか。
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