いろいろ知り合いの演奏会が重なっていて、どれも聴きに行きたかった
のですが、3連休の最後の日は、勝ちどきの第一生命ホールに弦楽合奏の
演奏会に行ってきました。アンサンブル・フランです。
(某ショスタコオケも、11番だったので、ぜひ聴きに行きたかったの
ですが・・・)
目当ては、プッチーニの「菊」と、ニーノ・ロータの弦楽のための協奏曲。
あと、サティとドビュッシーの曲を弦楽合奏版に編曲したもの。
前の2曲は、前から好きだったもの。「菊」は弾いたことがあり、ロータは
いつか弾いてみたい曲です。フランスものの弦楽合奏曲はとても珍しい。
やっぱり、この団体は上手ですね。ふんわりと柔らかいところや、切れそう
に熱いところの弾き分けもとてもできているし。
それに老舗の団体なのに、フレッシュで向上心にあふれた演奏でした。
ロクに弾けてもいないのに、向上心をだいぶなくしてしまった自分の慢心を
反省しました。さらわなきゃ・・・
それから前日の演奏で疑問に思った、パワーあふれる演奏の答えの1つを
聴いた気がします。やっぱり技術なのですね。
うまく口で言えないし、すぐ弾けそうにないのですが、目撃できたのは
ラッキーだったと思います。