に行ってきました。今回は字幕はありませんでした。解説を購入してそれに
書いてあったようです。大勢の人が読んでいました。1度弾いたことがある
のでおおまかな話しはさすがに覚えていましたし、弾きはじめるタイミング
でチェックしていた歌詞が耳に飛び込んできたので、ある程度はわかりました
が、やはりむごい歌詞を字幕で平行して味わいたかったです。
編成も、私達が演奏していたのと違っていました。
1オケは1stが2人、2ndとVaが1人づつ。2オケは4人づつくらいいたかな。
チェロが2人、コントラバスが1人!通奏低音はずっと弾きっぱなしでした。
お疲れさま。チェロトップの人はヴィオラ・ダ・ガンバのところも弾いて
いました。ガンバのソロのところは、リュートの大きなような弦楽器で演奏
していました。
管楽器のソロは立ち上がって吹いてました。ヴァイオリンのソロは、1オケ
とソロの場合は、ソロは2オケのトップの人が、2オケの場合は逆に1オケ
のトップの人がソロを弾いていました。オケとソリストが向い合せになるの
で演奏しやすそうですね。
やっぱり節回しは多少違うところもあったけど、速度がいろいろで緩急たの
しめました。エヴァンゲリストが歌うところと、コラールは前に演奏した
時の早さ程度でしたが、tutti部分がものすごく速かったです。あんなの弾け
ない、と思うほど。こういうところはプロのみせどころなのかもしれません。
そうそう、管楽器はバロックのもので、弓もバロック弓でした。
チューニングも低くて、最初は違和感があったのですが次第に慣れました。
合唱も1列に並ぶくらいの人数しかいませんでした。ソリストのアルトが
カウンターテナーでした。男声の高音域も力強くて、女性的な甘さが出ない
のがよかった気がします。ソリストは列から数歩前に出るくらいだったの
で、移動の時間が短縮された感じ。演奏も速かったこともあり、スピーディ
な演奏会でした。
席もなかなかいいところで、お客さんも満席に近いのでは?というくらい
たくさんいました。拍手もたくさん。ここはよく響くから、拍手も音が
ステキ・・・と思ってました。楽しかったです。
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