タコ11番の2、3楽章をざっとさらう。思ったよりは難しくない。
ニールセンやヤナーチェクやバルトークに比べると、ね。
これらの曲のような緻密さを求められてない気がする。
もちろん、きちんとパートごとに揃ったのがいいんでしょうけど、
もやもやしたのも、この曲ではありかなーとも思う。
でも、それで指が固まってしまう前に、音程を安定させておきた
いなと思った。
ト音記号の部分も、心配していたよりは音が取りやすかった。
4楽章が譜面が黒いところがあって気になったので、パート譜を
見ながら聴いてみる。
あ、これだいじょうぶ。難しいところは、ピッコロが同じようなのを
ぷりぷり吹いているから、余裕があったらさらおうかと思う。(笑)
4楽章を聴いて思ったのですが、この開放感のパワーって、
シベリウスの交響曲5番に感じたのと似ている気がします。
ショスタコのほうが明らかに怒りだし、感情表現がストレートだけど、
抑圧されて吹き出すエネルギーの力が、思い当たるふしがあり。
エネルギッシュで思ったままを言う人と、おとなしいそうだけど
奥に秘めいる人の違いだけで、考えていること、抑圧されていること、
解放をしたいと思っていることがとても近い、似た者同士って感じ
がしました。
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