ブルーメンフィルの演奏会に聴きに行きました。
ゲルハルト・ボッセという、ゲヴァントハウスでコンサートマスターを
していた方で、現在は指揮をしているらしい。
弦楽器出身の指揮者は見たいかも。ということで、台風が来そうな
かちどきに行ってきました。
舞台に登場する指揮者は、足どりもやや心配なご老人。
外国人だし、巨匠感が漂っていてよいですね。
演奏を始めると、すごく若々しい指揮!にこにこしているし、楽しんで
演奏をしている感じがします。手の表情が豊か。これなら言葉が
通じにくい外国の方でも、曲作りができるというわけなのね。
それにしても驚いたのが、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」と、
ハイドンの「軍隊」、ベト1と難曲ぞろいでしたが、曲によって音が
しっかり変わっていたのです。ここのオケは前から曲の弾き分けが
出来るところだと思っていたのですが、さらにはっきりしていました。
2階席に上がって座っていたところ、何か視線を感じて振り向くと、
某オケの指揮者が聴きに来ていました。
楽器を持っていたのを指摘され、「この後練習、明日本番です」
と答えると信じられないという顔をされ、「ここのオケは運がいい」
とおっしゃっていました。台風が近付いているので私もそう思う。
その後、オケの練習に向かう。(続く)
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