本番がありましたが、やっぱりここのオケは爆発してました。
ここのオケは、端正な演奏はありえないだろうなと思ってましたが。
ステリハは、繰り返しのところで止まってしまうなど、かなりスリリング
でしたが、本番は何事もなく終了。
みなさん、本番に強すぎです。
もちろん、いろいろアラはあるけど、ここのオケはそれを吹き飛ばす
パワーと意志があるのが好きですね。
レスピーギの「鳥」の終了の時には、木管の人が立って挨拶をする
時、鳥のかぶりものをしてたり、
アンコールでスターウォーズをやったのですが、指揮者が指揮棒を
その映画で出てくる、光る棒で指揮したのには驚き。
メンバーも聞いてなかったよ。舞台の上で爆笑してしまいました。
でも、ノリがいいですね〜
そうそう、お盆の真っ最中なのに、すごいお客さんがたくさんいらして
いて驚きました。マーラーの1番は、やっぱり人気なのかな。
マーラーで、バンダが舞台裏で吹くのに音が大きすぎるといって、
袖のさらに地下の階段で吹かされてました。(笑)
後で本人に聞いてみると、軍隊ラッパなので、pで吹くことはありえ
ませんからとのこと。なるほど、そういうことですか。
今回は音がきれいで鳴る曲ばかりでしたので、弾いていて気持ち
よかったです。
素直で、明るい曲というのも、たまにはいいですね。
でも、ロマン派の曲だけど、やっぱりマーラーっぽさの片鱗が見えかくれ
しているのが、飽きなかった理由なのかと思う。
自分の精度としてはいまいちでしたけど、本番に当たるところも
多かったし(はずれもいろいろあったけど)、かけた時間の割には
思ったよりよかったかなといった感じでした。
指がきちんと覚えるほどさらってなかったので、集中力と勢いで弾いて
しまいました。
さらう部分と、勢いで弾いても楽しめるかというところをてんびんに
かけて、この曲はある程度、集中力だけでも自己満足の範囲の入り口
くらいまでいけると思ったので、あまりさらわなかったのもありました。(苦笑)
もちろん、この位のボリュームの曲では集中力はぜんぜん切れず、体力的に
も余裕でした。
今後の課題はいろいろあるけど、名曲を弾いてみるという、とっかかり
では好印象でした。「巨人」というと、学生の頃ではとてつもない難曲という
印象があったのに、出来はともかくさらっと弾いてしまうことになるとは、少々
感慨深いものがあります。何度か弾く機会はあったのですが途中降板していた
ので、気になってはいた曲でした。今回で無事、成仏させた形です。
やれやれ。ちょっとほっとしました。
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