ニールセンとヤナーチェクとハチャトリアンのGPに行ってきました。
全体をざっと通す。ヴィオラ的にはヤナーチェクの3楽章の音程をもっと
取る、個人的にはニールセンの音程の精度を高めるのが課題。
・・・それにしても、この曲はさらう比重が非常に多い。バランスや
アンサンブルは合奏で見ていただけるわけで、GPでも危険地帯はいっぱい
でしたが、逆にGPでいろいろ事故があったおかげで、本番は注意深く
なるのではないか?と思ってます。
ふと気づいたのですが、このオケでこんなにまじめにさらったのははじめて
ではないか?
いままでは数多くの曲を弾き飛ばすというのが楽しかった時期もあって、
今きちんと自分の中で蓄積されることの喜び、を感じていた矢先だった
からかもしれないけど、
このオケの妖しい雰囲気が薄れてきて(=ここって日本じゃないよな、っていう
大陸的な雰囲気。私はその雰囲気が大好きだった。同じニオイがしたのかも)、
普通の珍しい曲ばかり演奏するオケになりつつあるのが悲しい。
今回の曲は今までのように、「細かいこともいろいろあるけどさ、オレたちは
こういう音を出したいのさ、おらー(ドカーン)」みたいな、ノリが通じない曲
だからかもしれない。
そういう意味では、ハチャトリアンがいちばんはじけてるのかもしれない。
でも今回は普通だと思う。祭は終わった、のかもしれない。
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