マタイ受難曲の合奏に行った。
ニールセン等もかなり気になったのですが、この合奏は夏休みがあって、
今日を逃すと次回は9月なのです。
オケの曲だったら行かなくてもCDを聴いたりしてある程度対応できるか
とは思うのですが、これは歌主体の曲。
音色や歌の人の呼吸とか、歌の人とうまく音が混ざり合う感じは、個人練習
でつかむには私は未熟すぎるのです。
午前中が1オケの練習でした。これはエヴァンゲリストやイエス(つまりソリスト)
の伴奏部分を中心に合わせました。
なんでも、イエスの後光のイメージを弦楽器が作っているんだそうな。
その時の内容によって、後光がぴかーと光ったり、鋭く光ったりとバリエーション
豊富。ふーん。
イエスの慈悲を表すところもあって、慈悲深く弾いてみたりしました。
まだまだ修行が足らないです。
指揮者は歌を歌っている人なので、呼吸を合わせる練習が中心。
弦楽器の感覚からして、呼吸がゆっくりみたい。
キツい部分でも、普段弾いている感覚からすると、まろやかな雰囲気の音を
求められているみたいです。
休憩後に2オケと管楽器の人も登場して合奏。
第2部→第1部の順で合わせる。
第2部はあまり記憶がない。それにテンポが早く意外な音の飛び方をする。
危険多発地帯。あぶないところに印をつけておいた。
あとでさらおう。譜面を見ているだけでは、危険さがわからない。
譜面が黒くなるわけではないのです。
前から不思議に思っていたのですが、この合奏ではヴィオラがぶいぶい弾いて
も(さすがにバッハの表現の範囲内で)何も言われないのです。
時代の古いのを弾いたことがたびたびあったのですが、「ビオラはもっと音量
を落として」と言われるのが常でした。
もっと弾かせろーと暴れまくる(注:イメージです)のが常だったのですが、
マタイってこういう曲なのかな?
でも今日、ちょっと思ったことがあり。
テノールのソロと合わせる部分で、指揮者の方が、「テノールと音域が近いので、
ヴィオラはもっと音を控えめにして」とご指示がありました。
その後その部分を指揮者の方が歌われたのですが、
あ、テノールの方なんだ!
と気づきました。
テノールとヴィオラは音域が近いので、合奏でもこの音域が鳴っているのが好み?
などと思ったりしました。
真実はまだわかりませんが、ちょっと指揮者に親近感も覚えたりしました。
合奏には関係ないですが、この写真は練習会場に行く途中に撮ったものです。
黒くつぶれていますが、車の下に猫がいます。
車の横にいる猫が、こっちを見ている!
写真を撮っている時は気づかなかったのですが、拡大して笑ってしまいました。
帰りは同じ場所に5〜6匹でじゃれていてかわいかったです。
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